KOSSジュニアスタッフ・プロジェクト
KOSSの主要な役割の1つである、ダイバーシティ・イシューを理解し社会における多様性の問題に取り組むための知識と実践経験を身につける場となること。学部学生が、KOSSジュニアスタッフとして、院生アドバイザーの助言を受けつつ、KOSS主催イベントの企画を担います。
2022年度のジュニアスタッフ・プロジェクトの企画は、学内イベント「スポーツの性別二元論を考える」です。
この読書会では、『スポーツとLGBTQ+ シスジェンダー男性優位文化の周縁』の第1章と第2章を扱い、私たちが日頃感じるスポーツに関する経験を、大きな歴史の流れに位置付け、捉え直していくことを議論を通じて目指します。
1章は、いかにスポーツが男性中心に形成され、同カテゴリー内の差異は無視され、「男/女」カテゴリーは当たり前のものとされてきたかや、スポーツにおける「男らしさ」について述べられています。続く第2章は、女性がどのようにスポーツに参入したか、「スポーツする資格のある女性」がどのように決められてきたのかといった内容です。こうした、スポーツにおけるジェンダーの歴史を学び、「公平」であるスポーツが抱える問題点を議論していきます。
課題文献に関しては、KOSSの開室時にスタッフまで、お問い合わせください。みなさまぜひ、お読みになった上でご参加ください。
KOSS|駒場キャンパスSaferSpace
ジュニアスタッフ企画連続読書会「スポーツの性別二元論を考える」
■ 日程
日時:12月21日(木)12:15-14:15
場所:KOSS(102号館1階)
■ 対象:東京大学に在籍する学部生、留学生、研究生、大学院生、教職員
※学内限定の企画です。
■ 言語:日本語
(情報保障の必要な方や他言語での参加を希望される方は、事前にKOSSまでご相談下さい。)
■ 企画担当:ささかわ(教養学部)、榊原純佳(教養学部)