東京大学駒場キャンパスセイファー・スペース(KOSS)
一般公開シンポジウム
「〈学びあい〉が生起する場をつくる:大学におけるジェンダー/セクシュアリティ研究の展望」
日時:2021年8月4日(水)15:00-17:00
使用言語:日本語(※情報保障の必要な方は事前にご相談ください)
会場:Zoom
要事前登録・参加費無料
参加申込:https://forms.gle/8ii8ENTbTYGRNySZ8
(申込締切:8月1日)
登壇者:
榊原千鶴(名古屋大学男女共同参画センター教授)
「〈学びあい〉の場としてのGRL-院生スタッフの活動を中心に-」
長島佐恵子(中央大学法学部教授・ダイバーシティセンター ジェンダー・セクシュアリティ部会長)
「コロナ禍での居場所作りと環境整備-中央大学ダイバーシティセンターのこれまでとこれから」
四本裕子(東京大学大学院総合文化研究科准教授・駒場キャンパスSaferSpace運営委員)
「東京大学教養学部のダイバーシティ&インクルージョン」
コーディネーター:
山田秀頌(東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程・駒場キャンパスSaferSpace院生アドバイザー)
趣旨:
駒場キャンパスSaferSpace(KOSS)は、女性や性的マイノリティを含む多様な学生が、互いの知識と経験から学びあうための安全なコミュニティを作ることを目的に、昨年10月より東大で始動したプロジェクトです。
本イベントでは、ジェンダーに関する知を学ぶ場である図書館を運営してきた名古屋大学ジェンダー・リサーチ・ライブラリ(GRL)と、キャンパスにおける多様な学生の居場所づくりに取り組んできた中央大学ダイバーシティセンターをお招きし、いかにして専門家から学生への教授・支援ではない〈学びあい〉が生起する場を作ることができるかについて考えます。
登壇者プロフィール:
・榊原千鶴(名古屋大学男女共同参画センター教授)
専門は、日本の中世から近・現代に至る女性教育しおよび日本中世文学。
センターでは、名古屋大学ジェンダー・リサーチ・ライブラリ(GRL)の管理運営、ワークライフバランス促進支援(学内保育園、学内学童保育所など主に子育て支援)、理系女子学生コミュニティ「あかりんご隊」をはじめとする女子学生支援を担当している。著書に、『皇后になるということ 美子と明治と教育と』(単著・2019)など。
・長島佐恵子(中央大学法学部教授)
英文学、フェミニズム、ジェンダー/セクシュアリティ論を専門領域とする。
2017年より中央大学のダイバーシティ推進に携わり、性の多様性に開かれたキャンパス作りを目指している。共著『愛の技法-クィア・リーディングとは何か』、『読むことのクィア-続 愛の技法』(共に中央大学出版部)、『 LGBTをめぐる法と社会』(日本加除出版)など。
・四本裕子(東京大学大学院総合文化研究科准教授)
東京大学大学院総合文化研究科准教授。Ph.D.(Psychology)。東京大学卒業。
東京大学大学院人文社会系研究科で修士号取得。米国ブランダイス大学大学院で博士号を取得。ボストン大学およびハーバード大学医学部付属マサチューセッツ総合病院リサーチ・フェロー、慶應義塾大学特任准教授を経て2012年より現職。専門は認知神経科学、脳科学。
主催:
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属 教養教育高度化機構 国際連携部門
東京大学駒場キャンパスSafer Space(KOSS)
Email:
komabasaferspace@gmail.com