KOSS研究会「揺らぐ身体からの連帯——ラテンアメリカにおけるフェミニズム運動」を開催いたします。
一般公開イベントですので、学外の方もご参加いただけます。参加を希望される方は、下記のURLからご登録ください。
■ 概要
20世紀後半から、サイバースペースやデジタル技術は脱身体化されたユートピア的なものとして表象されてきました。これに対してサイバーフェミニズムに関する議論は身体への注目を再び取り戻し、サイバースペースを再身体化することの重要性を主張してきました。異なる系譜からサイバーフェミニズムと共鳴する形で、近年のラテンアメリカにおけるフェミニズム社会運動でも、身体とテクノロジーを中心とした実践や論考が多く見られます。
本イベントでは、ラステシスやハックフェミニストなどの事例に基づき、サイバースペースに巻き込まれた身体やデジタルテクノロジーとともに生きる身体のみならず、サイバースペースで拡張する身体や空間を横断する身体についても考察し、そこから生み出される連帯の可能性について議論します。
■ 日時
2024年7月21日(日)10:00-12:00(JST)
■ 会場
ZOOMミーティング(要事前申込・定員に達し次第締切)
■ 参加申込(Zoomミーティング登録)
* ZOOMの仕様上、「姓」の入力が必須となっておりますが、通称名でもご登録可能です。
■ 言語
日本語
■ 情報保障等 ご参加にあたり情報保障およびその他の配慮が必要となる場合は、komabasaferspace@gmail.comまで7/14(日)までにご相談ください。
■ プログラム
講演 「ラステシス—デジタル時代の身体性から学ぶアクティビズムと連帯—」
岩間 香純 (アーティスト、翻訳家)
研究報告 「可傷的な身体の反抗——フェミニスト・インフラストラクチャーとハックフェミニズムの戦略」
祝 赫 (東京大学大学院総合文化研究科 修士課程)
司会
飯田 麻結 (東京大学教養教育高度化機構D&I部門 特任講師)
■ 事前の動画視聴のお願い
参加者の方は、講演内容のより深い理解のために、以下の動画(4分弱)を事前にご覧いただけますようお願いいたします。
Performance colectivo Las Tesis "Un violador en tu camino"
■ 企画・運営
祝 赫(東京大学大学院総合文化研究科 修士課程)
井芹 真紀子(教養教育高度化機構D&I部門 特任助教)
■ 主催
東京大学駒場キャンパスSaferSpace(KOSS)