日本における「レズビアン」「女性同性愛/者」の歴史をたどる学術イベント「『レズビアン』の歴史」(3月21日開催)に向けた読書会を行います。
※学術イベント「『レズビアン』の歴史--知、出会い、排斥」の先行告知はKOSSのTwitterをご覧ください。
■ 場所
ZOOM(Zoomの情報・参加URL等は events.at.koss@gmail.comまでご連絡ください。)
■ 対象
東京大学に在籍/勤務する学部生、留学生、研究生、大学院生、教職員(※学内限定イベントです)
■ 言語
日本語
(東京大学のECCSアカウントにログインした上でご入力ください。申込後、イベント担当者から読書会用ZoomのURLをご案内いたします)
■ 日程
●第1回:2月17日(金)13:00~15:00(担当:品田玲花)
・杉浦郁子「一般雑誌における「レズビアン」の表象──戦後から1971 年まで」『現代風俗学研究』11 号、2005 年、1-12 頁。
・杉浦郁子「「女性同性愛」言説をめぐる歴史的研究の展開と課題」『和光大学現代人間学部紀要』8 巻、2015 年、 7-26 頁。
・Sugiura, Ikuko. “Lesbian Discourses in Mainstream Magazines of Post-War Japan: Is Onabe Distinct from Rezubian?” Journal of Lesbian Studies 10, no.3/4 (2006): 127-144.
●第2回:2月24日(金)13:00~15:00(担当:佐々木裕子)
・赤枝香奈子「第2章 女性の同性愛と異性愛規範の形成」風間孝、赤枝香奈子「意見書 同性カップルの権利と異性愛規範」2020年、15-37頁。
・赤枝香奈子「戦後日本における「レズビアン」カテゴリーの定着」小山静子、赤枝香奈子、今田絵里香編『セクシュアリティの戦後史』京都大学学術出版会、2014年、129-151頁。
・菅野優香「レズビアン・ストリッパーと劇場文化――桐かおるの映画」志村三代子、ヨハン・ノルドストロム、鳩飼未緒編著『日活ロマンポルノーー性の美学と政治学』水声社、2023年、153-174頁。
●第3回:3月1日(水)13:00~15:00(担当:松本夏織)
・竹村和子『愛について』岩波書店、2002年/2021年。※序章、第一章を読みます。
●第4回:3月9日(木)15:00~17:00(担当:佐々木裕子)
・Marcus, Sharon. Between Women: Friendship, Desire, and Marriage in Victorian England. Princeton: Princeton, 2007. ※ Introduction (pp.1-22)
■ 企画・運営
佐々木裕子(東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程)
文可依(東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程)
松本夏織(東京大学大学院人文社会系研究科修士課程)
品田玲花(東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程)
■ 主催
東京大学駒場キャンパスSaferSpace(KOSS)