KOSSジュニアスタッフ・プロジェクト
KOSSの主要な役割の1つである、ダイバーシティ・イシューを理解し社会における多様性の問題に取り組むための知識と実践経験を身につける場となること。学部学生が、KOSSジュニアスタッフとして、院生アドバイザーの助言を受けつつ、KOSS主催イベントの企画を担います。
2022年度のジュニアスタッフ・プロジェクトの企画第3弾は学内イベント「ワークショップ:トイレと性別(不)承認」。
トランスジェンダーの女性が「女性トイレ」を利用することは、トランス排除的なフェミニストから「問題」化されてきました。このワークショップでは、こうした「問題」化のされ方が端的に不当であると確認したうえで、しかしそこに多くの時間を割くことはせず、トランス/ノンバイナリーにとってのトイレの問題とは何かということについて考えます。
とはいえ、「トランス/ノンバイナリーの経験」といえるようなただ一つの同じ経験があるわけでもなく、トイレがどのように問題であるかは、トランス/ノンバイナリーの間でも様々に異なりうることです。ワークショップでは、まず担当のジュニアスタッフが、トランス/ノンバイナリーにおいて様々に異なりうるトイレの問題を「性別承認/性別不承認」という観点から説明し、いかなるトイレのあり方を志向するべきなのかということについて理論的な基礎づけを与えます。その後、トイレに関する経験や制度的な問題について参加者間で慎重に話し合います。
KOSS|駒場キャンパスSaferSpace
ジュニアスタッフ企画連続読書会「セックス・ウォーズ」を振り返る
■ 日時:2月20日(火)15:00-17:00
■ 場所:KOSS(102号館1階)
■ 対象:東京大学に在籍する学部生、留学生、研究生、大学院生、教職員
※原則学内限定のイベントです。
■ 言語:日本語(文献の使用言語は英語)
(※情報保障の必要な方や他言語での参加もお気軽にメールでご相談下さい。)
■ お問い合わせ: events.at.koss@gmail.com
*必ず件名に「ジュニアスタッフ企画:トイレと性別(不)承認」と明記してください。