2023年4月20日(木)12:15-14:15開催の学内イベント「平等を求めて——婚姻制度、性別変更登録をめぐる台湾アクティヴィズム」(イベント詳細はこちらから)開催にあたり、台湾のジェンダー・セクシュアリティをめぐるアクティヴィズムについてよりよく知りたい方のために、日本語で読むことのできるリーディングリストを作成しました。
ネットからアクセス可能な文献もありますので、イベント参加希望者の方はぜひ事前に読んでみてください。
リーディング・リスト
■ 「台湾で同性婚が成立の見通し:司法院大法官の憲法解釈を読む」(福永玄弥/SYNODOS) https://synodos.jp/opinion/society/19837/
■ 「連載:台湾の同性婚法制化から何を学ぶか」(鈴木賢/TRP ONLINE) https://trponline.trparchives.com/magazine/rensai/taiwan-marriage/
■ 「日本と台湾のゲイカップルの婚姻を認める判決が出ました」(PRIDE JAPAN)
■ 『ハッシュタグだけじゃ始まらない: 東アジアのフェミニズム・ムーブメント』(熱田敬子ほか編/大月書店、2022年)
※KOSSに所蔵されています
■ 「ジェンダー研究センター(CGS)年度イベント報告:同性婚合法化の軌跡、これから始まる抵抗の可能性について」(洪毓謙/国際基督教大学ジェンダー研究センタージャーナル『ジェンダー&セクシュアリティ』第18号、2023年)
■ 台湾豆知識
*台湾は2019年に同性婚を合法化したが、当時は国際的な同性婚の保障が万全ではなく、2023年1月にやっとその状況を打破。現在、台湾と中国の同性カップルのみ、結婚をすることができず、外国籍同士の同性婚は状況不明。
*現在、台湾では性別変更に、2名の精神科医の診断証明及び性腺摘出手術の証明書が必要である。
■ 企画・リスト作成
KOSS院生アドバイザー
洪毓謙(超域文化科学専攻表象文化論コース 博士後期課程)